iOS14リリース時に、IDFAトラッキング制限について、発表されました。これは、2021年始めに適用が予定されています。回避策として、AppTrackingTransparency の利用が推奨されていますが、AppTrackingTransparency を使っている場合は、レビュー(申請)時に記載しなければならない事項がありますので、メモしておきます。
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AppTrackingTransparency利用時には、AppStore申請時に、Notesに記載しないとリジェクト対象になります
iOS14から始まるIDFAのオプトイン対応については、これまで下記の記事でも紹介してきました。
- 【続報】iOS14で導入されるIDFAオプトインが延期になりました。
- 【速報】iOS14 IDFA対策をしたアプリがApple審査でリジェクトされています。
- 【続報】iOS14が広告収益に与える影響について
- iOS14で変わるIDFAと広告への影響
IDFAが自由に取得できなく代わりに、ユーザに同意を取った上で取得できるようになる、AppTrackingTransparencyというSDKが提供されていますが、AppStore申請時には注意が必要です。
AppTrackingTransparencyを利用する際には、AppStoreへの申請時にレビュー側で確認するために、許諾表示のタイミングを”App Review Information” の Notes欄に記載する必要があります。開発したアプリを起動したタイミングで、表示する場合についても、すぐ分かるかもしれませんが、書いておきましょう。
Notesに記載がないと、Guideline 2.1 – Information Needed でリジェクトされます
基本的に、AppTrackingTransparencyを利用する際にはNotesへの記載を推奨していますので、記載がないと、Guideline 2.1 – Information Needed に当てはまるとして、リジェクトされます。いくつかの遷移後に、許諾ポップアップを出す場合は、表示までの導線や操作方法をApp Review InformationのNotes欄に記載すると、審査が無事通過しました。