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質の低いライターの見極めるためのテクニック / クラウドワークス、ランサーズで良質なライターを見つけよう

質の低いライターを見極める

現在、クラウドワークスや、ランサーズを活用して、月に200本以上の記事を発注しています。毎月、新規のライターさんともお仕事をさせていただくケースがあるのですが、必ずと言っていいほど、毎月あたりはずれに悩まされています。そのため、質の低いであろうライターを事前に見極めるチェックポイントを今回は記載していきたいと思います。持論になりますが、発注前に、完璧に見極めるのは不可能だと思っています。ライターさんが良かったかどうかは、下記のポイントで総合的に判断すべきだと思っています。
1. 記事の質が良いか
2. 記事に修正が入りにくいか、誤字脱字がないか、マニュアルを守れているか
3. コミュニケーションが取れるか

プロフィールや過去の実績を応募時に確認するようにしていますが、上記3つのポイントを見極めるのは難易度が高いです。なので、明らかに質の悪いライターは、事前に審査時にお断りをさせていただき、審査フィルターを通してから、テストライティング、本契約としています。

  • ライターの選抜方法
  1. 初回審査
    明らかに質の低そうなライターを除外します。
  2. テストライティング
    テーマを渡して、その内容に沿って、執筆してもらいます。ここで適度な修正依頼やコミュニケーションをとり、円滑にライティングができるかどうかもチェックしています。良かったライターについては、本契約としています。
  3. 本契約
    月単位で契約を作成して、進めてもらっています。

ライターのNGチェックポイント

完了率が95%を下回っている

完了率とは契約に至った仕事について、最後まで行われたかどうかがわかる指標になっています。基本的に、しっかりとしているライターさんであれば、100%になっていると思うのですが、95%を下回っていた場合は、NGとした方がいいです。過去、取り組みをしたなかで、完了に至らなかったライターも何人もいましたが、いわゆるバックレもそれなりにいます。連絡がつかない方もいれば、理由をつけてできない人もいました。本当かどうかはわかりませんが、病気になった、家族の体調が悪い、入院したなどの理由を何度も見てきたし、仕事として発注している以上、期限が切れたあとに、このような理由をあげてくる人も多くいました。例えば、下記のライターを例にあげます。

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実績 8件
評価 4.7
完了率 73%
機密保持ok 本人確認 ok 電話 ok
+++++++++++++

このようなケースの方は、時間が取れなかったと言って、やめていきました。案件がマッチしていなかったなどの理由もあるかとは思いますが、完了率が73%になっているので、ここを事前に見抜いていればよかったかなと考えています。

評価が4.5を下回っている

評価が4.5を下回っていたら、その方に発注するのはやめましょう。多分、うまくいかないケースが多いです。この評価の数値はあくまで参考基準にするのがいいかなと思うのですが、4.8の評価だったとしても、うまくいかないケースはそれなりにあります。渡したマニュアルを読まない、独断で進めてしまう、聞かない、報告しない、など、結果的に認識がズレてうまくいかなかったケースがありました。なので、評価が4.5を下回っていたら、うまくいかない確率がそれなりに高いと判断して、別の方を探した方がいいです。

過去、下記のような方がいました。
++++++
受注実績 879件
評価 4.1
++++++
パッと見ると、仕事を受注していて、4以上の評価がついているので良いと思う方がいるかもしれませんが、結果的には質の低いライターでした。受注数は、頑張れば誰でもこの件数の受注を得ることができます。なので、見るべきポイントは、4.1の評価だったということです。

プロフィールが抽象的で具体的な実績がない

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・まずは行動あるのみ!お仕事は精一杯取り組ませていただきますので、お気軽にお声をお掛けください!
・インターネットで調査可能な範囲であれば対応できます。
・ライティングの仕事を7年ほどやってきました。
・オールラウンドなジャンルに対応することが出来ます。
・現在、仕事はライティング一本!
+++++++

このようなプロフィールが中心で、具体的な実績を載せていない方はやめましょう。確かに文面を見ると、やる気に満ち溢れていて、頑張ってくれそうなイメージがしますが、質が低いことが多いです。実際には、経験数が乏しく、ライティングスキルがそこまで高くない方が多いので、ライティングができる方を集めたい人は、具体的な実績をわかりやすく書いている人を選ぶ方がいいです。プロフィール文も一種のライティングだと思いますので。

納期が遅い

1記事作成あたりの納期が遅い人は注意が必要です。大体1週間(早い人で2〜3日)あれば、記事は出来上がってきますが、あまりにも遅い人は、質が低い可能性があります。もちろん、他のライティング業務で埋まっている可能性がありますが、別の仕事の片手間でやろうとしている、スケジューリングが前もってできていない人が、割と長めにスケジュールを持とうとする傾向があるように考えています。

記事の実績がない

記事の実績がない人は、まずやめましょう。初めてという人や著作権を渡してしまっているという人も中にはいますが、ライティングを仕事にしている人であれば、自身をPRする原稿は必ず持っています。なので、何もない人は何もスキルがない人だとみなしてしまって良いと思います。また、たまに、オールラウンドなジャンルに対応することが出来ますという人もいらっしゃいますが、こういった方は深掘りのできない人ですので、浅い記事になりがちです。

気をつけるべきポイント

プロフィールの機密保持、本人確認、電話okはできていることが最低限

プロフィールの機密保持、本人確認、電話okができていることは当たり前です。ここができていなかったら、本当に大丈夫かまず疑いましょう。

ライターを選ぶ上で、単価はそこまで見なくていい。

予算はあると思いますが、良質なライターを見つける上で、予算はそこまで気にしなくて大丈夫です。1文字1円前後であれば、良いライターに出会えると思いますし、より早く見つけたい方は、基本単価をあげるのがいいと思います。

意見してくれるかどうか、自分の意見を述べてくれるかどうか

自分の意見を述べるかどうかは、大きなポイントです。述べる人はそれなりに考えてライティングをしている人が多いと思います。

単価にはそれなりの理由がある

過去、様々な単価の提示を受けてきました。中には、平均単価から見て、高い方、低い方など様々いました。今では、単価にはそれなりの理由があるのかなと考えています。結果的には、初めてのライティングを新規のライターにお願いする際に、単価を高く提示した人の方が質の良い傾向がありました。一方で単価の低い人は、手戻りが多かったり、コミュニケーションがうまくいかなかったりとよくないケースがありました。