カオスマップというものをご存知でしょうか。
カオスマップとは、その業界のプレイヤー(企業、サービス、プロダクト)やカテゴリー、関係性を表した業界地図のことです。
もともと広告業界で作成されていましたが、近年では他の業界でもよく見られています。
カオスマップを見てみる
Googleでカオスマップと検索すると、上記画像のような結果が出てきます。各業界ごとに作成されているのが分かるかと思います。
カオスマップのメリット
・業界の調査に役立つ
今後、サービスを展開していきたい領域、就職を考えている領域などにおいて、どういったプレイヤーが存在して、どういう関係性や立ち位置にいるか、ひと目で分かるので、調査が必要なときにはまずカオスマップを見てみるのはありだと思います。
カオスマップのデメリット
・最新版かどうかを確かめる
カオスマップは毎年更新されていきます。IT系の業界ではあるあるですが、毎年新しいプレイヤーが台頭してきたり、構図が変わることが当たり前のように起きています。
そのため、できる限り最新のカオスマップを見るようにしましょう。
公開されているカオスマップをピックアップ
マーケティングテクノロジー系のカオスマップ
アンダーワークス株式会社が公開するカオスマップです。マーケティングテクノロジー系の情報が非常にわかりやすくまとめられています。 特に春から新しくこの業界で働く方にオススメのマップで、関連性も自分が担当する業界の立ち位置も把握することができます。
EC系のカオスマップ
eコマースコンバージョンラボと日本ネット経済新聞が共同で作成しているカオスマップです。 ECモールやプラットフォームがまとまっています。 アドテクもそうですが、ECモールも変化の早い業界のため、最新版を見るようにしましょう。
副業系カオスマップ
株式会社シューマツワーカーが公開しているカオスマップです。 働き方改革の影響で以前に比べて、副業や兼業が注目され、企業と働く人をマッチングするサービスも増えています。 働きたい人だけでなく、外注先として人を探している企業側も参考にできる資料です。